リミブレイク様|ブログサイト「平和への道標。未来へ!」制作

「テーマが重すぎて、完成形がまったく見えない…」
そんな深刻な悩みを抱えたお客様から、「150点です!」という最高の評価をいただいたブログサイト制作事例をご紹介します。
今回は、リミブレイク様よりご依頼いただいた「平和への道標。未来へ!」のトップページ制作で、お客様の「言葉にならない想い」を、どのように理想の形へと導いたのか、そのプロセスを公開します。
ホームページを作りたいけれど「自分の想いをどう伝えたらいいか分からない」と悩んでいるあなたに、少しでもヒントをお届けできれば嬉しいです。
概要

ヒアリング / デザイン / WordPress / Cocoon / Canva
サイト名 | 平和への道標。未来へ! |
ジャンル | ブログサイト |
URL | https://sensou-heiwa.xyz/sensou-heiwa |
ご依頼の背景:『完成形が全く見えない』2度の失敗からの挑戦
今回ご依頼いただいたリミブレイク様は、「我々が戦争体験を聴いて語り継ぐことができる最後の世代」という、非常に重く、デリケートなテーマを扱うブログサイトの立ち上げを計画されていました。
しかし、そのテーマの重さゆえに、大きな課題に直面されていました。
それは「完成形がまったく見えない」という、デザインの方向性そのものに対する深いお悩みです。
実は、リミブレイク様は過去に2度、サイト制作で苦い経験をされていました。
1度目は、社内で挑戦したものの「ビジュアルが足りない」という理由でプロジェクトがストップ。
2度目は、外部の制作会社に依頼したところ「宣伝色が強すぎる」デザインになってしまい、サイトのコンセプトと合わずにお蔵入りに…。
だからこそ、今回のご依頼では「戦争の悲惨さだけでなく、未来への希望も感じられる、暗すぎず、軽すぎないデザイン」という、非常に繊細なバランスが求められていました。
僕の役割は、ただ言われたものを作るだけでなく、お客様の心の中にあるぼんやりとしたイメージを、対話を通して一緒に言語化し、最適なデザインへと「導く」こと。
お客様が「これだ!」と心から思えるサイトを創り上げ、一度は諦めかけたプロジェクトを再始動させることが、今回の最大の目標でした。
こうして『想い』は『形』になった
ここからは、制作したトップページをご紹介します。
トップページ(PC)

トップページ(スマホ)

お客様評価150点を生んだ、見えない3つのこだわり
制作のポイントについて、ご紹介します。
コンセプトを「導き出す」デザイン提案
対話の中から『色褪せた記憶と、未来への温かい眼差し』というコンセプトの原石を見つけ出し、磨き上げました。
「昭和レトロ」を基軸に、力強い毛筆フォント「あかかね」を使ったロゴは、サイトに確かな意志と個性を与えています。
深刻になりがちな戦争・紛争の写真と、色や文字のバランスを設計し、「暗すぎず軽すぎない」という難しいご要望を形にしました。
将来も安心な「壊れにくい」サイト設計
見た目だけでなく、サイトの裏側も丁寧に作っています。
ショートコードではなく、WordPress(Cocoon)の標準機能を使うことで、将来のアップデートで表示が崩れるリスクを低減。

お客様が長く安心してサイトを運営できるよう、見えない部分にもこだわりました
「誰一人取り残さない」情報設計
サイトに訪れるすべての人に情報が伝わるよう、全ての画像に説明文(代替テキスト)を設定しました。
これは、検索エンジンにサイトの内容を正しく伝える効果(SEO対策)もあり、より多くの人に想いを届けるための大切な一手間です。
また、カテゴリー名を単なるテキストではなく、意味的に正しい「H3見出し」でマークアップ。
その上で、サイト全体のデザインを崩さないよう、特定の見出しデザインのみをCSSで無効化しました。
お客様の声
完成後、リミブレイク代表の優さんからXやLINEで、本当に嬉しいお言葉をいただきました。
特に「150点」という評価をいただけたことは、制作者としてこれ以上ない喜びです!
【Xでのご感想】
今日、「平和への道標。未来へ!」のTOPページが完成しました✨テーマがテーマなので、完成系が見えずに困っていたら、ニックさんが分かりやすく理想のデザインへ誘導してくれました。難しいと思われたテーマにもしっかりと対応してくれたニックさんに感謝です😌150点✨
【LINEでのご感想】



ニックさん、これで去年に涙を飲んだプロジェクトをスタート出来る😊
暗くなり過ぎず、かと言って派手さはない。素晴らしいわ😌
「完成形が見えずに困っていた」というスタート地点から、お客様が心から納得し、前へ進む力になれたこと、たいへん嬉しく思います!
制作プロセス振り返り & 次への学び
今回の制作を通して、僕自身も大きな学びを得ることができました。
それは、お客様の「言葉にならない想い」を形にするプロセスそのものの価値です。
ホームページ制作は、単に見た目を整える作業ではありません。
特にお客様がクリエイターの場合、その作品や活動には強い想いや哲学が込められています。
しかし、それをWebサイトという別の媒体でどう表現すればいいのか、分からなくなってしまうことは珍しくありません。
今回、僕が意識したのは、単に『想いを汲み取る』だけでなく、お客様自身も気づいていない想いの”芯”を『翻訳』することでした。
ヒアリングを重ね、お客様の言葉の端々にある想いのカケラを拾い集め、「もしかして、こういうイメージですか?」と具体的なデザイン案としてお見せする。
このキャッチボールを繰り返すことで、お客様自身も気づいていなかった「理想の形」が少しずつ明確になっていきました。
お客様からいただいた「理想のデザインへ誘導してくれた」という言葉は、このアプローチが正しかったことの証明だと感じています。
そして、「これでプロジェクトをスタート出来る」というご報告は、僕にとって何よりの報酬です。



力になれて、嬉しい!
この経験を活かし、これからの制作では、お客様が抱える漠然とした不安や悩みに、もっと深く寄り添えるようになりたい。
初回のヒアリングで、お客様が安心して想いを話せるような「対話の場」を創り出すこと。
それが、今後の僕の新たな目標です。
あなたの「想い」を、世界に届く「形」にしませんか?
この記事を読んでくださっているあなたも、もしかしたら、



伝えたいことはたくさんあるのに、どう見せたらいいか分からない・・・
と、一歩を踏み出せずにいるかもしれませんね。
頭の中にある素晴らしいアイデアや情熱も、形にしなければ誰にも届きません。
その「形にする」プロセスで迷子になってしまったら、ぜひ一度、僕にお話を聞かせてください。
専門用語は使いません。あなたと同じ目線で、あなたの想いをじっくりと伺い、一緒に「これだ!」と思える答えを探します。



あなたの活動が、もっと多くの人に届き、輝くためのお手伝いができたら、僕にとってそれ以上の喜びはありません
ご相談は無料です。ぜひお気軽にご連絡くださいね。