ホームページ制作会社の選び方|予算と目的で探す!比較ポイント5選

ホームページ制作会社の選び方|予算と目的で探す!比較ポイント5選

ホームページ制作会社って、どうやって選べばいいんだろう…?

たくさんあって違いもよく分からないし、失敗するのは避けたいですよね。

特に初めての依頼や久しぶりのリニューアルだと、不安に感じるかもしれません。

でも大丈夫!

失敗しない会社選びのコツは、まずあなたの「目的」と「予算」を明確にすることです。

そして、いくつかの重要な「比較ポイント」で冷静に見極めることが大切になってきますよ。

この記事では、制作会社を選ぶ上で必ずチェックしたい5つのポイントを具体的に解説します。

さらに、よくある失敗例や、後悔しないための注意点も分かりやすくお伝えしますね。

読み終える頃には、きっと自信を持って最適なパートナー探しを進められるはずです。

この記事の内容

まずはここから!失敗しないホームページ制作会社選びの準備

ホームページ制作会社を探し始める前に、大切な準備があります。

それは、自社の「目的」「予算」を明確にしておくことなのです。

この最初のステップが、制作会社選び、ひいてはホームページ制作全体の成功を大きく左右すると言っても過言ではありません。

なぜ重要?目的と予算を決めることが成功の第一歩

なぜホームページの「目的」と「予算」を最初に決めることが重要なのでしょうか。

それは、この2つが曖昧なままでは、制作会社もあなたの会社に最適な提案をすることが難しくなるからです。

結果として、

思っていたのと違うホームページになってしまった…

予想外の追加費用が発生して予算オーバーした…

といった失敗につながりやすくなってしまいます。

特に初めて制作会社に依頼する場合や、Webの知識に自信がない場合、何となくで進めてしまうと、後で困ってしまうケースも少なくありません。

目的と予算という軸をしっかり定めることで、制作会社とのコミュニケーションもスムーズになり、納得のいくホームページ制作への道筋が見えてくるでしょう。

あなたの目的は?ホームページで達成したいことを明確にしよう

まずは、「そのホームページで何を達成したいのか」を具体的に考えてみましょう。

例えば、以下のような目的が考えられます。

  • 新しい顧客を獲得したい(お問い合わせ・資料請求を増やしたい)
  • 会社の信頼性やブランドイメージを高めたい
  • 優秀な人材を採用したい
  • オンラインで商品を販売したい(ECサイト)
  • 既存顧客への情報提供やサポートを充実させたい

「古くなったホームページをリニューアルしたい」という場合でも、その背景には

デザインを一新してイメージアップしたい!

スマホ対応にしてアクセス数を増やしたい!

といった具体的な目的があるはずです。

カフェや雑貨店のような店舗であれば、

  • お店の雰囲気を伝えたい
  • オンラインでの集客につなげたい
  • 将来的には通販も

といった目的が考えられるかもしれません。

紙に書き出してみるなどして、達成したいことをできるだけ具体的に整理しておくことをおすすめします。

予算はどれくらい?ホームページ制作の費用相場と決め方

次に、ホームページ制作にかけられる「予算」を決めましょう

制作会社に依頼する場合、費用は数十万円から数百万円、あるいはそれ以上と、制作するホームページの内容や規模によって大きく異なります。

まずは、大まかな費用相場を知ることが大切です。

  • 小規模なコーポレートサイト
  • 機能が豊富なECサイト
  • 大規模なメディアサイト

など、種類によって費用感は全く違ってきます。

費用相場をおさえた上で、自社(自分)で用意できる予算の上限を決定します。

会社であれば関係部署や上司と相談し、個人事業主であれば自己資金や融資などを考慮して、現実的な金額を設定することが重要です。

また、ホームページは作って終わりではありません

サーバー代、ドメイン代、更新や保守を依頼する場合はその費用など、公開後にかかる「維持費」も忘れずに考慮に入れておきましょう。

ここをチェック!制作会社を比較検討する5つの重要ポイント

ホームページの目的と予算が決まったら、いよいよ制作会社を探し、比較検討するステップに進みます。

数多くの制作会社の中から、自社にぴったりのパートナーを見つけるために、特に注目したい5つの比較ポイントをご紹介しましょう。

これらの点をしっかりチェックすることで、後悔のない会社選びにつながるはずです。

Point1:実績|自社の業種や目的に近い制作事例はあるか?

まず確認したいのが、制作会社の「実績」です。

その会社がこれまでにどのようなホームページを制作してきたのか、必ずチェックしましょう。

特に重要なのは、自社の業種や、設定したホームページの目的(新規顧客獲得、ブランディング、ECサイト構築など)に近い制作事例があるかどうかです。

例えば、中小企業のホームページリニューアルなら同様の事例、カフェのサイトならおしゃれな店舗サイトの事例など、参考になる実績が豊富だと安心感がありますね。

実績を見る際は、デザインのテイストが自社のイメージに合っているかも確認しておくと良いでしょう。

ポートフォリオや制作事例ページで、具体的な成果やお客様の声が紹介されていれば、さらに参考になります。

29ホームページの制作実績はこちら

Point2:得意分野|デザイン、集客など強みを見極めよう

制作会社には、それぞれ「得意分野」があります。

  • デザイン性の高いサイト制作が得意な会社
  • SEO対策やWeb広告運用など集客に強い会社
  • 複雑なシステム開発に対応できる会社
  • 特定の業種(医療、不動産、飲食など)に特化した会社

など、様々です。

自社がホームページ制作で最も重視する点は何でしょうか。

例えば、

  • デザインでブランドイメージを訴求したいのか?
  • 機能性を重視して集客や売上に繋げたいのか?
  • コスパを最優先するのか?

重視する点によって、選ぶべき制作会社のタイプも変わってきます

個人事業主や小規模店舗の場合、地域密着型の会社や、低価格プランを用意している会社、あるいはECサイト構築に強い会社などが選択肢になるかもしれません。

各社のホームページや資料で、どのような強みをアピールしているかを確認し、自社の目的達成に最も貢献してくれそうな会社を選びましょう。

筆者

ちなみに29ホームページは、低価格プランを用意しています

29ホームページの料金・プランはこちら

Point3:費用|料金体系は明確?見積もり内容をしっかり確認

「費用」は、制作会社選びで非常に気になるポイントですよね。

まず、料金体系が明確に提示されているかを確認しましょう。

ホームページに料金プランが掲載されている場合でも、

  • それが自社の要望に合っているか
  • 何が含まれていて何が含まれていないのか

上記を詳しく確認する必要があります。

複数の会社から見積もりを取る「相見積もり」は、費用の妥当性を判断するために有効な手段です。

見積もりを取ったら、金額だけでなく、その内訳(企画費、デザイン費、コーディング費、システム開発費など)をしっかり確認してください。

不明瞭な項目がないか、想定外の追加費用が発生する可能性はないか、疑問点は遠慮なく質問しましょう。

また、初期費用だけでなく、サーバー・ドメイン費用や、公開後の保守・運用にかかる月額費用などの「ランニングコスト」も必ず確認しておくことが大切です。

Point4:担当者との相性|質問しやすい?スムーズに連携できるか?

ホームページ制作は、制作会社に丸投げして終わり、というものではありません。

担当者とコミュニケーションを取りながら、一緒に作り上げていくプロジェクトです。

そのため、「担当者との相性」やコミュニケーションの取りやすさは、非常に重要なポイントとなります。

打ち合わせやメール・電話でのやり取りを通じて、以下のような点を確認してみましょう。

打ち合わせ・やりとりでの確認ポイント4つ
  • こちらの要望を丁寧にヒアリングしてくれるか
  • 専門用語を多用せず、分かりやすく説明してくれるか
  • 質問に対して的確に、誠実に答えてくれるか
  • レスポンスは早いか

特にWebの専門知識にあまり自信がない場合は、

こんな基本的なことを聞いても大丈夫かな?

と思われる方も多いでしょう。

筆者もやりとりをさせていただく中で、感じることが多いです。

遠慮せずに質問できる雰囲気があるかどうかは、ホームページ制作をしていくパートナー選びをするときに、とても大切なポイントです。

気持ちよく連携でき、信頼できると感じる担当者がいる会社を選ぶことをおすすめします。

Point5:サポート体制|公開後の運用・保守も確認しよう

ホームページは公開してからが本当のスタートです。

常に情報を最新の状態に保ち、問題なく運営していくためには、公開後の「サポート体制」が重要になります。

制作会社を選ぶ際には、以下のような点を確認しておきましょう。

  • 公開後の更新作業(テキスト修正、画像の差し替えなど)は誰が行うのか?
  • 操作方法のレクチャーやマニュアルはあるか?
  • サーバーやシステムの保守、セキュリティ対策は含まれているか?
  • トラブル発生時の対応窓口や対応時間はどうなっているか?
  • サポートには別途費用がかかるのか、月額費用に含まれるのか?

自社でどこまで対応できるかを考えた上で、必要なサポートを提供してくれる会社を選びましょう。

契約前にサポート内容と費用を明確にしておくことが、後々のトラブルを防ぐ鍵となります。

事例から学ぶ!ホームページ制作会社選びのよくある失敗と注意点

ここまで制作会社選びのポイントを見てきましたが、一方で「よくある失敗」を知っておくことも、後悔しないためには重要です。

ここでは、ホームページ制作会社選びで起こりがちな3つの失敗例と、それを避けるための注意点、契約前に確認すべきことをご紹介します。

失敗例1:安さだけで選んだら、品質や機能が不十分だった…

制作費用は少しでも抑えたい、と考えるのは自然なことです。

しかし、「とにかく安いから」という理由だけで制作会社を選んでしまうと、後で後悔するケースが少なくありません。

例えば、以下のような問題が起こる可能性があります。

  • デザインがテンプレート的で、オリジナリティや魅力に欠ける
  • スマートフォンでの表示に対応しておらず、使いにくい(レスポンシブデザイン非対応)
  • 必要な機能(お問い合わせフォーム、ブログ機能など)が足りない、または追加費用が高額
  • SEO対策が考慮されておらず、検索してもなかなか表示されない
  • セキュリティ対策が不十分

もちろん、低価格でも質の高いサービスを提供している会社もあります。

大切なのは、価格だけでなく、その価格でどのような品質や機能、サービスが提供されるのかをしっかり見極めることです。

安さの理由を確認し、自社の目的に見合った品質が得られるか検討しましょう。

失敗例2:イメージを上手く伝えられず、期待通りのHPにならなかった…

「プロに任せれば大丈夫だろう」と、自社の要望やイメージを具体的に伝えないまま制作を進めてしまうと、

思っていたデザインと違う…

欲しかった機能がない…

といったミスマッチが起こりがちです。

制作会社はあなたの会社のことを、全て知っているわけではありません。

  • ホームページの目的
  • ターゲットとする顧客層
  • 伝えたいブランドイメージ
  • 参考になる他社サイト

などを、できるだけ具体的に伝える努力が必要です。

特にデザインのような感覚的な部分は、言葉だけでは伝わりにくいもの。

参考サイトのURLをいくつか共有したり、掲載したい写真や自社のロゴを提供したりするなど、視覚的なイメージを共有する工夫も有効でしょう。

制作プロセスにおいては、制作会社からの提案を待つだけでなく、積極的に質問したり、フィードバックを返したりすることも大切になります。

「丸投げ」にせず、協力して作り上げる姿勢が、満足のいくホームページ制作につながります。

失敗例3:制作後のサポートがなく、更新や修正で困ってしまった…

ホームページは完成したら終わりではありません。

情報を更新したり、軽微な修正を加えたり、時にはトラブルに対応したりと、継続的な運用が必要です。

  • 「制作費は安かったけれど、公開後のサポートは別料金で高額だった」
  • 「簡単な修正も自分たちではできず、毎回依頼しなければならなくて大変」
  • 「困ったときに連絡しても、なかなか対応してもらえない」

といった失敗談もよく聞かれます。

このような事態を避けるためには、契約前にサポート体制についてしっかり確認しておくことが不可欠です。

前のセクション(Point5:サポート体制)で挙げたチェックポイントを参考に、どこまでのサポートが、いくらの費用で受けられるのかを明確にしておきましょう。

チェックポイント(再掲)
  • 公開後の更新作業(テキスト修正、画像の差し替えなど)は誰が行うのか?
  • 操作方法のレクチャーやマニュアルはあるか?
  • サーバーやシステムの保守、セキュリティ対策は含まれているか?
  • トラブル発生時の対応窓口や対応時間はどうなっているか?
  • サポートには別途費用がかかるのか、月額費用に含まれるのか?

自社で更新作業を行いたい場合は、ワードプレスなどのCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の導入や、更新マニュアルの提供、操作レクチャーの有無なども確認が必要です。

後悔しないために!契約前に必ず確認すべきことリスト

制作会社との間で認識のずれや後のトラブルを防ぐために、契約を結ぶ前に以下の点を必ず確認し、書面(契約書や覚書)に残しておくことを強くおすすめします。

契約前に必ず確認すべきことリスト
  • 契約範囲:
    どこまでの作業(企画、デザイン、コーディング、システム開発、コンテンツ作成、写真撮影など)が含まれるのか?
  • 費用:
    総額はいくらか? 内訳は? 追加費用が発生するケースとその条件は? 支払い方法と時期は? 維持費(サーバー、ドメイン、保守)は?
  • 納期:
    いつまでにホームページが公開されるのか? 各工程のスケジュール感は?
  • 権利:
    制作されたホームページの著作権や所有権は誰に帰属するのか?
  • 納品物:
    何が納品されるのか?(デザインデータ、ソースコード、各種アカウント情報、マニュアルなど)
  • サポート:
    公開後の保守・運用サポートの内容、範囲、期間、費用は?
  • 連絡体制:
    主な担当者は誰か? 連絡手段(メール、電話、チャットなど)と対応時間は?
  • 解約条件:
    万が一、契約を解除する場合の条件や手続きは?

これらの点を曖昧にしたまま契約してしまうと、後で「話が違う」ということになりかねません。

少しでも疑問に思う点があれば、納得いくまで質問し、クリアにしてから契約に進みましょう。

【タイプ別】自社にぴったりの制作会社の探し方

ここまで、制作会社選びの一般的なポイントや注意点について解説してきました。

しかし、会社の規模や状況によって、最適な制作会社のタイプや探し方は少し異なります。

ここでは、特にご相談の多い「中小企業の担当者」と「個人事業主・小規模店舗」の方向けに、それぞれに適した会社の選び方や探し方のヒントをご紹介します。

中小企業の担当者向け:社内稟議も通しやすい会社の選び方

企業の広報担当者やWeb担当者として、初めてホームページ制作(またはリニューアル)を任された方の場合、社内での承認(稟議)を得やすいかどうかも重要なポイントになるかもしれません。

このような立場の方には、以下のような特徴を持つ制作会社が比較的選びやすいでしょう。

中小企業の担当者向け:HP制作会社の選び方
  • 豊富な実績と提案力:
    同業他社や類似規模の企業での制作実績が豊富で、自社の課題に対する具体的な解決策やプラスアルファの提案をしてくれる会社は、社内での説得材料になります。
  • 丁寧なコミュニケーションと説明:
    Webに詳しくない上司や他部署のメンバーにも理解できるよう、専門用語を避け、分かりやすく丁寧に説明してくれる担当者がいると安心です。
  • 明確な見積もりと契約内容:
    費用対効果を説明しやすいよう、見積もりの内訳が明確で、契約内容に不明瞭な点がないことが重要となります。
  • 安定したサポート体制:
    公開後の運用や保守まで含めて、長期的に安心して任せられる体制が整っている会社は、信頼を得やすいでしょう。

探し方としては、地域の商工会議所や業界団体からの紹介、取引先からの評判、あるいはWeb検索で「地域名 + ホームページ制作 + 業種」などで絞り込み、複数社に問い合わせて比較検討するのが一般的です。

個人事業主・小規模店舗向け:限られた予算で最適な会社を見つけるには?

カフェや雑貨店などを経営されている方のように、個人事業主小規模な店舗の場合、限られた予算の中で最大限の効果を出せる制作会社を見つけたい、というニーズが高いのではないでしょうか。

このような方には、以下の点を意識して会社を探すことをおすすめします。

個人事業主・小規模店舗向けの探し方
  • 予算への柔軟な対応:
    まずは正直に予算感を伝え、その範囲内でどのような提案が可能か相談してみましょう。
    小規模事業者向けのプランを用意している会社もあります。
  • 小規模案件の実績:
    個人事業主や小規模店舗のホームページ制作実績が豊富で、その特性(予算、目的、オーナーの想いなど)を理解してくれる会社を選びたいですね。
  • デザインの相性:
    お店のブランドイメージや雰囲気を的確に表現してくれるデザイン力があるか、過去の制作事例を見て確認しましょう。
  • 必要な機能への対応:
    例えば、オンライン予約システムやEC(通販)機能など、将来的に必要となる可能性のある機能への対応可否や費用感も確認しておくと良いでしょう。

探し方としては、中小企業向けと同様の方法に加え、フリーランスのWebデザイナーや、小規模案件に特化した制作会社を探すのも有効です。

クラウドソーシングサイトでコンペ形式でデザイン案を募集したり、直接デザイナーに依頼したりする方法もありますが、コミュニケーションや進行管理はより主体的に行う必要があります。

筆者

29ホームページも小規模案件に特化しています。どんな些細なことでも、ぜひお気軽にご相談ください。

信頼できるパートナーを見抜く!初回相談での質問リスト

気になる制作会社が見つかったら、まずは問い合わせて、初回相談(ヒアリング)の機会を持つことが大切です。

その際に、ただ説明を聞くだけでなく、こちらからも積極的に質問することで、相手の姿勢や能力、自社との相性を見極めることができます。

初回相談で聞いておきたい質問の例をいくつかご紹介します。

初回相談での質問リスト
  • 実績について:
    • 弊社の業種や目的に近い制作事例はありますか?
    • 制作期間や費用はどのくらいでしたか?
  • 得意分野・提案について:
    • 御社の強みや得意な分野は何ですか?
    • 弊社の目的(〇〇)を達成するために、どのような提案をいただけますか?
  • 制作プロセスについて:
    • 制作はどのような流れで進みますか?
    • 主な担当者はどなたになりますか?
    • 打ち合わせはどのように行いますか?(対面、オンライン、頻度など)
  • 費用について:
    • 概算の費用感を教えていただけますか?
    • 見積もりにはどこまでの作業が含まれますか?
    • 追加費用が発生する可能性はありますか?
    • 公開後の維持費(サーバー、ドメイン、保守など)はどのくらいかかりますか?
  • サポートについて:
    • 公開後のサポート内容(更新、修正、トラブル対応など)と費用について教えてください。
    • CMS(更新システム)は導入されますか?
    • 操作レクチャーはありますか?

全て質問する必要はありませんが、ぜひ、上記の質問リストを通じて、制作会社の対応や回答の内容を比較検討し、最も信頼できると感じるパートナー候補を見つけ出してくださいね。

安心依頼のために知っておきたい!ホームページ制作の基本的な流れ

最後に、実際にホームページ制作を依頼した場合、一般的にどのような流れで進んでいくのかを知っておきましょう。

大まかなプロセスを理解しておくことで、各段階で何をすべきか、制作会社とどのように連携していけばよいかが見えやすくなり、安心して依頼を進めることができます。

もちろん、会社によって細部は異なりますが、ここでは基本的な4つのステップをご紹介します。

STEP1:問い合わせ~ヒアリング|要望をしっかり伝えよう

気になる制作会社を見つけたら、まずはWebサイトのフォームや電話で問い合わせをします。

その後、制作会社の担当者との間でヒアリング(打ち合わせ)が行われるのが一般的です。

このヒアリングは非常に重要です。

ここで、

  • あなたがホームページ制作に至った背景
  • 達成したい目的
  • ターゲットとするユーザー
  • 予算感
  • 希望するデザインのイメージ
  • 必要な機能

などを、できるだけ詳しく伝えましょう。

事前に整理しておいた目的や要望、参考サイトなどを提示すると、よりスムーズに意図が伝わります。

制作会社側からも様々な質問があるはずですので、誠実に答えることが大切です。

この段階で、お互いの認識をしっかりとすり合わせることが、後の工程を円滑に進めるための鍵となります。

STEP2:提案・見積もり~契約|内容を吟味し、疑問は解消

ヒアリングの内容に基づき、制作会社から企画提案書や見積書が提示されます。

提案書には、

  • ヒアリングで伝えた要望がどのように反映されるか
  • どのような構成やデザイン、機能のホームページを制作するのか

といった、具体的な内容が記載されています。

見積書には、そのための費用内訳やスケジュールなどが示されます。

これらの内容をよく確認し、

  • 自分の要望が満たされているか
  • 費用は妥当か
  • スケジュールに無理はないか

などを吟味しましょう。

複数の会社から提案・見積もりを取っている場合は、それぞれの内容を比較検討します。

疑問点や不明瞭な点があれば、納得いくまで質問し、全て解消してから契約に進むことが重要です。

契約書の内容もしっかりと確認しましょう。

STEP3:設計・デザイン~制作|進捗を確認しながら進行

契約が完了すると、いよいよ実際の制作が始まります。

まずは、サイト全体の構造や各ページのレイアウトを決める「サイト設計(ワイヤーフレーム作成)」からスタートすることが多いです。

ここで、情報の配置ナビゲーション(メニュー構成)などを固めます。

次に、設計に基づいて具体的な見た目を作り上げる「デザイン制作」に進みます。

トップページや主要な下層ページのデザイン案が提示されるので、フィードバックを返しながらイメージを固めていきましょう。

デザインが確定したら、それをWebブラウザで表示できるようにする「コーディング」や、必要に応じてシステム(CMS、予約機能、EC機能など)を組み込む「システム開発」が行われます。

この間、制作会社から定期的に進捗報告があるはずですが、任せきりにせず、節目節目で内容を確認し、気になる点があれば早めに伝えるようにしましょう

STEP4:確認・修正~納品・公開|最終チェックと公開準備

ホームページの形が一通りできあがったら、公開前の最終確認を行います。

テスト環境などで実際の表示や動作を確認し、

  • 誤字脱字はないか
  • リンク切れはないか
  • 画像は正しく表示されているか
  • お問い合わせフォームなどは正常に機能するか

などをチェックします。

修正点があれば制作会社に伝え、対応してもらいましょう。

全ての確認と修正が完了したら、いよいよ納品、そしてホームページの公開となります。

納品時には、

  • 制作データ
  • サーバー情報
  • 各種アカウント情報
  • マニュアル

など、契約内容に基づいた納品物を受け取りましょう。

公開作業は制作会社が行うのが一般的ですが、ドメインの設定など、一部協力が必要な場合もあります。

公開後、正常にアクセスできるか最終確認して、ホームページ制作プロジェクトは完了となります。

筆者

お疲れ様でした!

まとめ:目的と予算が鍵!最適な制作会社の選び方

今回は、初めてホームページ制作会社を探していて、ちょっぴり不安を感じている方に向けて、

  • 会社選びの準備の大切さ
  • 比較検討する5つの重要ポイント
  • よくある失敗例と注意点

上記について、お話ししました。

ホームページ制作会社選びで後悔しないためには、まず『何のために作るのか』という目的と、『いくらまでかけられるか』という予算を、しっかり決めることが何より大切です。

その上で、この記事で紹介したような複数のポイントから、いくつかの会社を比べてみることが、成功への一番の近道になりますよ。

この記事で紹介したチェックポイントを参考にすれば、数多くある制作会社の中から、あなたの想いや予算に本当にマッチした、信頼できるパートナーを見つけやすくなるでしょう。

まずは、あなたのホームページで『どんなことを実現したいか』を、じっくり整理するところから始めてみませんか?

そして、少しでも『いいな』と思う会社が見つかったら、遠慮しないで気軽に質問してみてくださいね。

焦らず、あなたのペースで最高のパートナーを見つけましょう。

記事を読んでいただき、ありがとうございました!


当サイト(29ホームページ)は、現在開業準備中です。

オープンに向けて準備を整えているところですが、正直なところ、制作実績が少ないのが悩みです。

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